2021年09月01日
あるカウンセリングルーム 31
モデルにより、演劇を通して1か月での改善を述べます。
この人は確認と不潔感に苦しんでいました。
カウンセラー:こんにちは。
相談者:こんにちは。
このようにカウンセリングは始まります。
カウンセラー:どのようなことでお困りですか?
相談者:ええ、そうですね・・・・・
カウンセラー:ええ、困ったことから何でも話してください。
相談者は混乱しています。だからうまく話せません。
ただしもうカウンセリングは始まっています。このうまく話せないことを受け入れていきます。
困ったことを聞き出すという姿勢は取りません。
うまく話せないことに寄り添います。
そうやって援助する姿勢を示します。
カウンセリングは援助活動です。
けっして指導ではありません。
しかし短期での改善には、指導的な方法も必要です。
カウンセラーはバランスをとって、指導的な方法も取り入れます。
そこでこう尋ねます。
「一番困っていることは?」
この質問により、考えをまとめられます。
整理整頓できます。
そうすると、こう応えます。
「鍵の確認です」
多くの場合、このようにすぐ出てくる人は軽い人です。
または言えないほど困っている人の、言葉です。
前者は一定以上の信頼関係の築ける人です。
本人に自己信頼が一定以上に確立している人です。
自己信頼が一定以上に確立していない人は、こころを許せません。
よって語れません。
その人は深い問題を抱えています。
問題の根が深いのです。
こういう人は、現実に1か月での改善は困難です。
もう少し、根の浅い問題でなければ改善しません。
1か月での改善は、ある意味で癖を直すようなものです。
それは根の浅い問題の改善です。
この人は確認と不潔感に苦しんでいました。
そこで「どちらの改善を希望するか」と尋ねます。
希望する方から改善に向かいます。
本人を尊重します。
ただし一定の説明は必要です。
多くの場合、困難な方から練習は進めます。
本人が一番困っていることです。
それがスタートです。
この人は「鍵の確認」が一番困っていることでした。
ここから始めました。
先ず一番負担のかからない方法でアプローチしました。
鍵をゆっくり閉める方法です。
この方法で改善すれば、軽い問題と言えます。
その原理は「不確実感の払拭」です。
このようなことで苦しむことは、自己不確実感に覆われた結果です。
自分は駄目かもしれないという、感覚です。
それを正します。
そのために鍵をゆっくり閉めます。
ゆっくり閉めれば、記憶に残っています。
自分は駄目かもしれないという感覚がある人でも、その感覚を乗り越えられます。
不完全感に巻き込まれません。
ただしこれも軽い不完全感にしか、適応できません。
深い問題を持つ人は、短期でのカウンセリングは困難です。
だが短期でのカウンセリングを実施することが、まったくの無駄とは言えません。
短期でのカウンセリングを実施すれば、少しであっても効果はあります。
それにより希望が持てます。
そのために、カウンセラーに対する信頼感が必要です。
信頼感を育む。
それを短期でのカウンセリングで行い、改善されなかったら長期のカウンセリングに移行する。
それでも良いと思います。
ここでは先ず短期でのカウンセリングで行いました。
スローモーションによる方法を行います。
続く
この人は確認と不潔感に苦しんでいました。
カウンセラー:こんにちは。
相談者:こんにちは。
このようにカウンセリングは始まります。
カウンセラー:どのようなことでお困りですか?
相談者:ええ、そうですね・・・・・
カウンセラー:ええ、困ったことから何でも話してください。
相談者は混乱しています。だからうまく話せません。
ただしもうカウンセリングは始まっています。このうまく話せないことを受け入れていきます。
困ったことを聞き出すという姿勢は取りません。
うまく話せないことに寄り添います。
そうやって援助する姿勢を示します。
カウンセリングは援助活動です。
けっして指導ではありません。
しかし短期での改善には、指導的な方法も必要です。
カウンセラーはバランスをとって、指導的な方法も取り入れます。
そこでこう尋ねます。
「一番困っていることは?」
この質問により、考えをまとめられます。
整理整頓できます。
そうすると、こう応えます。
「鍵の確認です」
多くの場合、このようにすぐ出てくる人は軽い人です。
または言えないほど困っている人の、言葉です。
前者は一定以上の信頼関係の築ける人です。
本人に自己信頼が一定以上に確立している人です。
自己信頼が一定以上に確立していない人は、こころを許せません。
よって語れません。
その人は深い問題を抱えています。
問題の根が深いのです。
こういう人は、現実に1か月での改善は困難です。
もう少し、根の浅い問題でなければ改善しません。
1か月での改善は、ある意味で癖を直すようなものです。
それは根の浅い問題の改善です。
この人は確認と不潔感に苦しんでいました。
そこで「どちらの改善を希望するか」と尋ねます。
希望する方から改善に向かいます。
本人を尊重します。
ただし一定の説明は必要です。
多くの場合、困難な方から練習は進めます。
本人が一番困っていることです。
それがスタートです。
この人は「鍵の確認」が一番困っていることでした。
ここから始めました。
先ず一番負担のかからない方法でアプローチしました。
鍵をゆっくり閉める方法です。
この方法で改善すれば、軽い問題と言えます。
その原理は「不確実感の払拭」です。
このようなことで苦しむことは、自己不確実感に覆われた結果です。
自分は駄目かもしれないという、感覚です。
それを正します。
そのために鍵をゆっくり閉めます。
ゆっくり閉めれば、記憶に残っています。
自分は駄目かもしれないという感覚がある人でも、その感覚を乗り越えられます。
不完全感に巻き込まれません。
ただしこれも軽い不完全感にしか、適応できません。
深い問題を持つ人は、短期でのカウンセリングは困難です。
だが短期でのカウンセリングを実施することが、まったくの無駄とは言えません。
短期でのカウンセリングを実施すれば、少しであっても効果はあります。
それにより希望が持てます。
そのために、カウンセラーに対する信頼感が必要です。
信頼感を育む。
それを短期でのカウンセリングで行い、改善されなかったら長期のカウンセリングに移行する。
それでも良いと思います。
ここでは先ず短期でのカウンセリングで行いました。
スローモーションによる方法を行います。
続く