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2020年01月20日

整理整頓をやめられない人が1か月で改善する方法 13

この神経症、ノイローゼの迷いの扉を1か月で自分自身で開ける方法へのご質問、またはこころの問題についてのご相談は掲示板またはメッセージBO✕をご利用ください。ボランティア活動でお答えします。

「整理整頓をやめられない人が1か月で改善する方法」を述べます。

整理整頓をやめられない人の多くは、「きちんと整理整頓されていない」ことに苦痛を感じます。鍵の閉め忘れを心配する人は、泥棒が入る事のように次から次に不安に襲われていきます。だが整理整頓をやめられない人は、「きちんと整理整頓されていない」ことに苦痛を感じますが、それ以上の不安に襲われません。

困難は、「きちんと整理整頓されていない」ことの苦痛だけでおさまります。よって他者に悪影響を与えることも少ないのです。だが人によっても、他人の持ち物にまで「きちんと整理整頓されていない」と苦痛になり、整理整頓しようとしてトラブルになります。

この他人の持ち物は、家族の持ち物であることが多いのです。よって家族にもカウンセリングを行い、理解をえることも必要になります。それによってこそ、改善は進みます。

さらに家族は「整理整頓をやめられない人が1か月で改善する方法」を手伝ってもらう必要もあります。家族は協力者になってください。そのためにも家族の理解は大切です。

「整理整頓をやめられない人が1か月で改善する方法」も、先ずその苦痛の程度を1~10までに分類していきます。苦痛の程度を知り、それに応じてプログラムは進みます。

その苦痛の程度5ぐらいのものから、スタートします。ある学生をモデルに述べます。この人は行政書士の国家試験の勉強中です。その勉強は、整理整頓により中断してしまいます。

それは国家試験の参考書が、順番通りに本棚に並んでいるか心配だからです。順番通りに本棚に並んでいないと、不便に感じるからです。そればかり気になり、整理整頓の繰り返しです。

この人は、その整理整頓の繰り返しにより勉強がはかどりません。勉強をはかどらせるための整理整頓が、勉強をはかどらせないで妨げてしまうのです。このようなことは整理整頓をやめられない人だけではなく神経症、ノイローゼの人にとても多い悪循環です。この悪循環から抜け出せないのです。

このような状態にいると、多くの場合に家族はその不合理さを指摘します。「そんな事ばかりしていないで勉強しなさい」という言葉を投げかけます。だがこの人に本当に必要なのは、家族の協力です。家族の協力こそが真の手助けです。この方法はその家族の協力も、知らず知らずのうちに生み出します。具体的には家族は、協力者になってもらいます。整理整頓の繰り返しをストップするための、協力者になってもらいます。そのために家族面接を行います。

その家族面接は、行動療法に方向づけられたものです。行動論的な立場から、家族にその解決の方法を説明します。多くの場合、家族はその解決方法を納得します。

次回にさらに述べます。

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Posted by counsellor at 10:06 │カウンセリング