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2020年02月14日

整理整頓をやめられない人が1か月で改善する方法 33

この神経症、ノイローゼの迷いの扉を1か月で自分自身で開ける方法へのご質問、またはこころの問題についてのご相談は掲示板またはメッセージBO✕をご利用ください。ボランティア活動でお答えします。

「整理整頓をやめられない人が1か月で改善する方法」を述べます。

整理整頓をやめられない人の多くは、「きちんと整理整頓されていない」ことに苦痛を感じます。鍵の閉め忘れを心配する人は、泥棒が入る事のように次から次に不安に襲われていきます。だが整理整頓をやめられない人は、「きちんと整理整頓されていない」ことに苦痛を感じますが、それ以上の不安に襲われません。

困難は、「きちんと整理整頓されていない」ことの苦痛だけでおさまります。よって他者に悪影響を与えることも少ないのです。だが人によっても、他人の持ち物にまで「きちんと整理整頓されていない」と苦痛になり、整理整頓しようとしてトラブルになります。

この他人の持ち物は、家族の持ち物であることが多いのです。よって家族にもカウンセリングを行い、理解をえることも必要になります。それによってこそ、改善は進みます。

さらに家族は「整理整頓をやめられない人が1か月で改善する方法」を手伝ってもらう必要もあります。家族は協力者になってください。そのためにも家族の理解は大切です。

「整理整頓をやめられない人が1か月で改善する方法」も、先ずその苦痛の程度を1~10までに分類していきます。苦痛の程度を知り、それに応じてプログラムは進みます。

その苦痛の程度5ぐらいのものから、スタートします。ある学生をモデルに述べます。この人は行政書士の国家試験の勉強中です。その勉強は、整理整頓により中断してしまいます。

それは国家試験の参考書が、順番通りに本棚に並んでいるか心配だからです。順番通りに本棚に並んでいないと、不便に感じるからです。そればかり気になり、整理整頓の繰り返しです。

この人は、その整理整頓の繰り返しにより勉強がはかどりません。勉強をはかどらせるための整理整頓が、勉強をはかどらせないで妨げてしまうのです。このようなことは整理整頓をやめられない人だけではなく神経症、ノイローゼの人にとても多い悪循環です。この悪循環から抜け出せないのです。

このような状態にいると、多くの場合に家族はその不合理さを指摘します。「そんな事ばかりしていないで勉強しなさい」という言葉を投げかけます。だがこの人に本当に必要なのは、家族の協力です。家族の協力こそが真の手助けです。この方法はその家族の協力も、知らず知らずのうちに生み出します。具体的には家族は、協力者になってもらいます。整理整頓の繰り返しをストップするための、協力者になってもらいます。そのために家族面接を行います。

その家族面接は、行動療法に方向づけられたものです。行動論的な立場から、家族にその解決の方法を説明します。多くの場合、家族はその解決方法を納得します。

この人の場合、「家族は整理整頓をしない」という事です。とにかく必要以上に、この人は整理整頓をしていました。その解決には、「家族は整理整頓をしない」ことが積極的にも消極的にも求められます。

このように「家族は整理整頓をしない」ということには、積極的な姿勢と消極的な姿勢があります。積極的な姿勢は、行動療法に参加することです。消極的な姿勢は整理整頓の協力をしないことです。

後者の「整理整頓の協力をしない」ことを、家族は貫いてください。どのような状況でも、整理整頓の協力をしないことです。それによってこそ、行動療法はいかされます。積極的な行動療法参加も可能になります。

家族の積極的な行動療法参加は、この方法の最初から最後まで必要です。それは10日間をひとまとまりとして、一か月の期間です。この一か月、家族は積極的に行動療法に参加してください。

その参加期間は30日間です。10日間が一つの練習の単位になります。三種類の練習を、10日ごとに続けていきます。次にその最初の
10日間の練習を述べます。

最初の10日間は整理整頓を「本人がしない事」です。この人の場合は、本棚の本を家族が並べました。今まで本は、この人が思い描くように並べられていました。それを崩します。

自分のおもい通りに並べられていない本は、とても不安をかき立てます。そのまま30分、本棚の前にいて、本を眺めていてください。最初の5分はとても苦しいものです。

だが心の法則では「最初の5分をピークに、20分で不安は消える」のです。とにかく最初の5分のピークを乗り越えてください。そこから楽になっていきます。

30分、本棚の前にいて本を眺めていたら、次に続けて行う事があります。注意点は続けて行う事です。それは本棚の前を立ち去る事です。20分、立ち去ってどこかに行ってください。

その20分の間、あなたはとても心配になります。だが20分は我慢してください。それは心の法則「最初の5分をピークに、20分で不安は消える」のを身につけるためです。

20分たったら、戻ってきてください。これを1回として行います。一日に5回ぐらい行えれば理想的です。少なくとも3回以上行ってください。これを1週間続けます。

なおこの方法は一日に何回ぐらい行うと考えないで、不安が消えるまで行ってもかまいません。時間にゆとりのある人は、そのように行ってください。

それでも効果がない場合は、3日間プラスして、10日間行ってください。1週間ないし10日間行ったら次に進みます。次も家族の協力は必要です。

次の1週間も、最初の1週間と同じことは続けます。ただしその前に行う事が、プラスされます。すなわち【新しい方法 + 最初の1週間と同じ方法】  となります。

その前に行う事、プラスされることを述べます。それは部屋の中を乱雑にすることです。具体的には机の中のもの、鉛筆や消しゴムを乱雑に置いてください。適当に置いてください。

さらに机の引き出しを、開けっ放しにしてください。それに慣れることができれば、お困りのことは改善に向かいます。乱雑さに我慢してください。

これを1週間続けます。それでも効果がない場合は、3日間プラスして、10日間行ってください。1週間ないし10日間行ったら次に進みます。次も家族の協力は必要です。

最後の1週間は、部屋の家具を家族が乱雑に置きかえてください。乱雑であれば、あるほど効果的です。本人が嫌がるように、乱雑にしてください。

先ず部屋の家具を家族が乱雑に置きかえること。家具はそのままにしておきます。それに1週間で慣れれば良いのです。そうなれなければ、10日間に延長します。

乱雑に置きかえられた家具の中で生活します。整理整頓されていないがゆえに、とても苦痛です。それに慣れる事。これが行動療法の原則です。

次回に、さらに述べます。

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