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2020年03月16日

整理整頓をやめられない人が1か月で改善する方法 58

この神経症、ノイローゼの迷いの扉を1か月で自分自身で開ける方法へのご質問、またはこころの問題についてのご相談は掲示板またはメッセージBO✕をご利用ください。ボランティア活動でお答えします。

「整理整頓をやめられない人が1か月で改善する方法」を述べます。

整理整頓をやめられない人の多くは、「きちんと整理整頓されていない」ことに苦痛を感じます。鍵の閉め忘れを心配する人は、泥棒が入る事のように次から次に不安に襲われていきます。だが整理整頓をやめられない人は、「きちんと整理整頓されていない」ことに苦痛を感じますが、それ以上の不安に襲われません。

困難は、「きちんと整理整頓されていない」ことの苦痛だけでおさまります。よって他者に悪影響を与えることも少ないのです。だが人によっても、他人の持ち物にまで「きちんと整理整頓されていない」と苦痛になり、整理整頓しようとしてトラブルになります。

この他人の持ち物は、家族の持ち物であることが多いのです。よって家族にもカウンセリングを行い、理解をえることも必要になります。それによってこそ、改善は進みます。

さらに家族は「整理整頓をやめられない人が1か月で改善する方法」を手伝ってもらう必要もあります。家族は協力者になってください。そのためにも家族の理解は大切です。

「整理整頓をやめられない人が1か月で改善する方法」も、先ずその苦痛の程度を1~10までに分類していきます。苦痛の程度を知り、それに応じてプログラムは進みます。

その苦痛の程度5ぐらいのものから、スタートします。ある学生をモデルに述べます。この人は行政書士の国家試験の勉強中です。その勉強は、整理整頓により中断してしまいます。

それは国家試験の参考書が、順番通りに本棚に並んでいるか心配だからです。順番通りに本棚に並んでいないと、不便に感じるからです。そればかり気になり、整理整頓の繰り返しです。

この人は、その整理整頓の繰り返しにより勉強がはかどりません。勉強をはかどらせるための整理整頓が、勉強をはかどらせないで妨げてしまうのです。このようなことは整理整頓をやめられない人だけではなく神経症、ノイローゼの人にとても多い悪循環です。この悪循環から抜け出せないのです。

このような状態にいると、多くの場合に家族はその不合理さを指摘します。「そんな事ばかりしていないで勉強しなさい」という言葉を投げかけます。だがこの人に本当に必要なのは、家族の協力です。家族の協力こそが真の手助けです。この方法はその家族の協力も、知らず知らずのうちに生み出します。具体的には家族は、協力者になってもらいます。整理整頓の繰り返しをストップするための、協力者になってもらいます。そのために家族面接を行います。

その家族面接は、行動療法に方向づけられたものです。行動論的な立場から、家族にその解決の方法を説明します。多くの場合、家族はその解決方法を納得します。

この人の場合、「家族は整理整頓をしない」という事です。とにかく必要以上に、この人は整理整頓をしていました。その解決には、「家族は整理整頓をしない」ことが積極的にも消極的にも求められます。

このように「家族は整理整頓をしない」ということには、積極的な姿勢と消極的な姿勢があります。積極的な姿勢は、行動療法に参加することです。消極的な姿勢は整理整頓の協力をしないことです。

後者の「整理整頓の協力をしない」ことを、家族は貫いてください。どのような状況でも、整理整頓の協力をしないことです。それによってこそ、行動療法はいかされます。積極的な行動療法参加も可能になります。

家族の積極的な行動療法参加は、この方法の最初から最後まで必要です。それは10日間をひとまとまりとして、一か月の期間です。この一か月、家族は積極的に行動療法に参加してください。

その参加期間は30日間です。10日間が一つの練習の単位になります。三種類の練習を、10日ごとに続けていきます。次にその最初の
10日間の練習を述べます。

最初の10日間は整理整頓を「本人がしない事」です。この人の場合は、本棚の本を家族が並べました。今まで本は、この人が思い描くように並べられていました。それを崩します。

自分のおもい通りに並べられていない本は、とても不安をかき立てます。そのまま30分、本棚の前にいて、本を眺めていてください。最初の5分はとても苦しいものです。

だが心の法則では「最初の5分をピークに、20分で不安は消える」のです。とにかく最初の5分のピークを乗り越えてください。そこから楽になっていきます。

30分、本棚の前にいて本を眺めていたら、次に続けて行う事があります。注意点は続けて行う事です。それは本棚の前を立ち去る事です。20分、立ち去ってどこかに行ってください。

その20分の間、あなたはとても心配になります。だが20分は我慢してください。それは心の法則「最初の5分をピークに、20分で不安は消える」のを身につけるためです。

20分たったら、戻ってきてください。これを1回として行います。一日に5回ぐらい行えれば理想的です。少なくとも3回以上行ってください。これを1週間続けます。

なおこの方法は一日に何回ぐらい行うと考えないで、不安が消えるまで行ってもかまいません。時間にゆとりのある人は、そのように行ってください。

それでも効果がない場合は、3日間プラスして、10日間行ってください。1週間ないし10日間行ったら次に進みます。次も家族の協力は必要です。

次の1週間も、最初の1週間と同じことは続けます。ただしその前に行う事が、プラスされます。すなわち【新しい方法 + 最初の1週間と同じ方法】  となります。

その前に行う事、プラスされることを述べます。それは部屋の中を乱雑にすることです。具体的には机の中のもの、鉛筆や消しゴムを乱雑に置いてください。適当に置いてください。

さらに机の引き出しを、開けっ放しにしてください。それに慣れることができれば、お困りのことは改善に向かいます。乱雑さに我慢してください。

これを1週間続けます。それでも効果がない場合は、3日間プラスして、10日間行ってください。1週間ないし10日間行ったら次に進みます。次も家族の協力は必要です。

最後の1週間は、部屋の家具を家族が乱雑に置きかえてください。乱雑であれば、あるほど効果的です。本人が嫌がるように、乱雑にしてください。

先ず部屋の家具を家族が乱雑に置きかえること。家具はそのままにしておきます。それに1週間で慣れれば良いのです。そうなれなければ、10日間に延長します。

乱雑に置きかえられた家具の中で生活します。整理整頓されていないがゆえに、とても苦痛です。それに慣れる事。これが行動療法の原則です。

このようにすれば、整理整頓のやめられなさは減少していきます。個人差もありますが、整理整頓により生活を脅かされなくはなります。次にこの練習を効果的に行うための、心がまえを述べます。

練習を効果的に行うための心がまえは、「秩序だっていないことに対する不快感は堅いものでもあり、もろいものでもある」という両面を持っていることを自覚してください。このもろさがあなたを苦しめています。

より正確には、「秩序だっていないことに対する不快感は『柔軟さに欠けた』堅いものでもあり、『ぼきっと折れてしまいがちな』もろいものでもある」という自覚です。

そのもろさゆえに、不安感に圧倒されてしまいます。そこから整理整頓に逃げ場を求め、しがみつく悪循環も始まります。もろさが本当の理由です。それをさらに述べます。

こころのもろさは、信頼感の弱さによります。信頼感には自己信頼と他者信頼があります。神経症的な不安は、前者の自己信頼の弱さゆえに起きることが多いのです。

自己信頼の弱さは、自分の身体に対する不確実感をうみます。不確実ゆえに急に、何か起きるかもしれないという不安に支配されてしまうのです。

これがその人の、人生の筋書きになってしまいます。常に何か起きるかもしれないという不安に支配されてしまい、恐れに支配された人生が展開していきます。

自己信頼の弱さの改善が、最大の課題です。その自己信頼も困った事の改善に沿って、向上していきます。行動療法のアプローチは、このように外側からの改善を目指します。

内側からの改善を目指すものは、カウンセリングには多いのです。精神分析療法や認知療法は内側からの改善を目指すものです。内的な問題にフォーカスします。

どちらのアプローチも大切です。現在、行動療法や認知療法のみで用いられなくなったのもこのような背景があります。現在では、認知行動療法が主流になっています。

このブログは行動療法により改善を目指しています。それに認知療法的な方法も必要に応じてプラスされています。それよりも深いものは、ブログの性格上あまり述べられていないのも事実です。

深いカウンセリングは、自分で行う事がしにくいのです。どうしても、カウンセラーが必要です。誰か相手がいなければ、こころの深い層を改めていくことは行い難いのです。

そのなかで認知療法であれば、自分で学び実行できます。それゆえに整理整頓に関し、認知療法の方向から述べます。それは「~~~
のほうがいいなあ」と考えるという事です。神経症的な人は、緊迫感が強いのです。「部屋はきれいにしなければいけない」と考えます。これは正しいです。だが過ぎたるは、及ばざるがごとしです。

「部屋はきれいにしなければいけない」ということを、差し迫った危機のように考えます。もう目の前に迫った危機感。それが困難を生んでいきます。

そこで認知療法では「部屋はきれいにしなければいけない」を、言いかえていきます。無理のない言葉にチェンジするのです。それは「部屋はきれいにできればいいのになあ」というチェンジです。

このように言いかえる事により、神経症的な人の緊迫感を弱めます。危機が差し迫ったものだという緊張感からの解放を、行っていくのです。緊迫感と距離を取るのです。

言葉が、「人の心の世界を作っている」と言えます。逆に言えば、言葉を言いかえることにより「心の世界を変化させる」こともできるのです。それを用いたものです。

「部屋はきれいにしなければいけない」⇒「部屋はきれいにできればいいのになあ」
こうやってクッション入れます。

その入れられたクッションにより、困難を小さくします。その人が扱える大きさに、小さくしていくのです。身の丈に合わせていくと言えるでしょう。人はしょせん、身の丈に合ったことしかできません。それを自分に要求しています。それを要求されて育ってきたのが、神経症の人と言えます。

多くの場合、身の丈に合わない過剰な要求は親により背負わされます。それが内面化したものが、神経症的な不安を作っていくのです。荷が重すぎます。

神経症的な人は、親の要求が強すぎてその要求に押しつぶされそうになっています。それを弱めるためにカウンセリングは必要です。そのための方法がカウンセリングというものです。

親の要求が強すぎてその要求に押しつぶされそうになっている人の認知に、直接働きかけるのが認知療法です。個人史から解決をはかるのが精神分析療法です。個人の発達に戻り、それを修正していきます。それを主に会話により行っていきます。言葉によるカウンセリングが、精神分析療法と言えます。

ところが精神分析療法は一面的とも言えます。それをロジャーズは指摘しました。ロジャーズは相談者(クライエント)とカウンセラーの関係性を重視します。

次回に、さらに述べます。

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Posted by counsellor at 09:39 │カウンセリング