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2021年08月05日

あるカウンセリングルーム 16

モデルにより、演劇を通して1か月での改善を述べます。
この人は確認と不潔感に苦しんでいました。

カウンセラー:こんにちは。

相談者:こんにちは。

このようにカウンセリングは始まります。

カウンセラー:どのようなことでお困りですか?

相談者:ええ、そうですね・・・・・

カウンセラー:ええ、困ったことから何でも話してください。

相談者は混乱しています。だからうまく話せません。

ただしもうカウンセリングは始まっています。このうまく話せないことを受け入れていきます。
困ったことを聞き出すという姿勢は取りません。

うまく話せないことに寄り添います。
そうやって援助する姿勢を示します。

カウンセリングは援助活動です。
けっして指導ではありません。

しかし短期での改善には、指導的な方法も必要です。
カウンセラーはバランスをとって、指導的な方法も取り入れます。

そこでこう尋ねます。
「一番困っていることは?」

この質問により、考えをまとめられます。
整理整頓できます。

そうすると、こう応えます。
「鍵の確認です」

多くの場合、このようにすぐ出てくる人は軽い人です。
または言えないほど困っている人の、言葉です。

前者は一定以上の信頼関係の築ける人です。
本人に自己信頼が一定以上に確立している人です。

自己信頼が一定以上に確立していない人は、こころを許せません。
よって語れません。

その人は深い問題を抱えています。
問題の根が深いのです。

こういう人は、現実に1か月での改善は困難です。
もう少し、根の浅い問題でなければ改善しません。

1か月での改善は、ある意味で癖を直すようなものです。
それは根の浅い問題の改善です。

続く

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Posted by counsellor at 13:15 │カウンセリング